Debian EtchにPacketiX VPN Server 2.0を入れてみる
九州と東京を往き来しながら生活してるのですが、東京に居ることが多いのにサーバとかは全部九州の家にあります (´・ω・`)
普通にSSHでログイン出来るようにはなってますが、九州側のローカルエリアに東京側のマシンを参加させたい事もしばしば。
そんなわけで今まではOpenVPNで繋いでたんですが、あまりにも遅い(100〜200KByte/secほど)ので遠隔からファイルサーバ覗くのは相当厳しい・・・
と言うわけで有償ですが、PacketiX VPNを試してみようかなと。
体験版で60日は無料だし ( ´¬`)
公式ページの手順書は
VPN オンラインマニュアル - 7.3 Linux へのインストールと初期設定
で、僕がやらないといけなそうな手順としては
- 必要なライブラリのインストール
- コンパイルとインストール
- 動作確認
- 自動起動設定
かな。
ちなみに、今回は
/opt/packetix_vpn_server/2.20.5280
にインストールします (`・ω・´)
1,必要なライブラリのインストール
とりあえず僕の環境で必要そうなものをがつっとインストール。
# apt-get install make gcc binutils zlib1g-dev libreadline5-dev libncurses5-dev
終わり。
2,コンパイルとインストール
ソースの解凍からコンパイルまでは公式の手順通りでOK。
軽く書くと
# tar zxvf vpnserver-5280-rtm-linux-x64.tar.gz # cd vpnserver # make
で、途中ライセンスの事とか色々聞かれるので良きに計らって答えます。
後は /opt 以下へのコピー ( ´¬`)
make を実行したディレクトリで
# mkdir -p /opt/packetix_vpn_server/2.20.5280 # mv * /opt/packetix_vpn_server/2.20.5280
以上ー。
後は公式ページに書いてある権限変更を実行してやればOKですね。
3,動作確認
これも公式ページに載ってる通りにやればOK。
7.3.7 vpncmd の check コマンドによる動作チェック
ですね。
無事全部 ○ になりました。
4,自動起動設定
後は自動起動の設定をすればOK。
公式ページにはDebianでの設定方法が載ってないので、ここだけはちょっと独自です。
まずは起動用のスクリプトファイルの作成。
インストール先とロックファイルの位置をちょちょっと修正。
#!/bin/sh # chkconfig: 2345 99 01 # description: PacketiX VPN Server 2.0 DAEMON=/opt/packetix_vpn_server/2.20.5280/vpnserver LOCK=/var/opt/vpnserver/server.lock test -x $DAEMON || exit 0 case "$1" in start) $DAEMON start touch $LOCK ;; stop) $DAEMON stop rm $LOCK ;; restart) $DAEMON stop sleep 3 $DAEMON start ;; *) echo "Usage: $0 {start|stop|restart}" exit 1 esac exit 0
こんな感じに直しました。
後は権限を直してロックファイル用のディレクトリ作ります。
# chmod 755 /etc/init.d/vpnserver # mkdir -p /var/opt/vpnserver/
最後に
# update-rc.d vpnserver defaults 99 01