Let's Note R2のDebian Etch上でBerylを動かす
情報の断片ばっか載せてたので情報の取りまとめまでに。
色々なページを参考にさせて頂いたのですが、一番シンプルなのは公式サイト。
ただ、ここの設定だけだと自分の環境では上手く動かなかったので公式サイト+自分の試行錯誤の結果を備忘録がてら書いておきます。
やる必要があるのは基本的には以下3つ。
- libxcomposite1 のインストール
- xorg.conf への設定追加
- beryl のインストール
以下一個ずつ細かく書いていきます。
2. xorg.conf への設定追加
ここでは
/etc/X11/xorg.conf
に2つほど設定を追加します。
a. Compositeの設定
最後に
Section "Extensions" Option "Composite" "Enable" EndSection
を追加します。
b. Device セクションに設定追加
Section "Device"
の中に
Option "AddARGBGLXVisuals" Option "XAANoOffscreenPixmaps" "true"
の2つを追加します。
XAANoOffscreenPixmapsを追加しないとTerminalとかでWindowの中身が描画されなくてしょんぼりします。
3. berylのインストール
ここは公式ページの通りに
wget -O - http://debian.beryl-project.org/root@lupine.me.uk.gpg | sudo apt-key add -
を実行してGPG鍵のインポートをしてから
/etc/apt/sources.list
に以下の設定を追加します。
deb http://debian.beryl-project.org/ etch main deb-src http://debian.beryl-project.org/ etch main
追加し終わったら後は
apt-get update apt-get install beryl beryl-core beryl-dev beryl-manager beryl-plugins beryl-plugins-data beryl-settings emerald emerald-themes
したらインストール完了。
後は ctrl+alt+backspace とかで X を再起動すればOKです。
再起動したら
beryl-manager
を実行すればberylが動くはずです。
もし起動時に一緒に起動したかったら
デスクトップ > 設定 > セッション
の 自動起動するプログラム の中に
beryl-manager
を追加しちゃえばOK。
これで夢のうねうね生活っ (*ノωノ)