僕は技術者になりたい

色々考え中なのでまたしても一人言日記です。
なんで今の仕事してんだろとかとか漠然と考え中。


僕は技術者になりたくて仕事をしてる。
人の管理がしたいのでもなく、プロジェクトの管理がしたいのでもなく、単純に技術が好きで技術を追い求めたくて今の会社に入った。
もちろん役割的に人の管理も行う事もあればプロジェクトの管理も行うけども、それはあくまで「技術を追い求める」という目的の為に行う事であって「プロジェクトの管理を行う」事が目的ではない。
僕の考えの根本にあるのは、自分自身がただ単に「技術を使う人」になってしまうのではなく


技術を創り出す人


にならないと駄目なんじゃないの?という物。
既にある技術を使うのなんて、程度の差はあるだろうけどやろうとすれば誰でも出来ると思ってる。
でも、今存在してない物を世に生み出すという事は誰にでも出来る事では無い。
例えばDIという概念やらCoCという概念を、しっかりとした形にして世に出した人達は本当に凄いなぁと素直に尊敬してる。
そして、そういう物が次から次へと生まれてくるからこそ技術の世界は凄いスピードで進化しているのだと思う。
だからこそ僕も何かを創り出し生み出す人になりたい、例え無理だと笑われても。
なので、技術なんて若い内だけだからマネージメントやらないと駄目でしょ、とか鼻から否定されたりすると凹むし、感覚的に納得できない。
そもそもとして「なんで技術なんて若い内だけなの?」という所が全て抜けてる気がするから。


新しい物を創り出す為には何が重要なんだろうというのを考えると、個人的には今まで技術がどんな歴史を歩んで来たのか、を知る事だと思う。
もの凄く単純に言えば、なぜCが生まれたのか、なぜJavaが生まれたのか、とかとか。
オブジェクト指向とかアスペクト指向も世に生まれたからには背景があるはずで、それを知る事がその次に進む際の道しるべになるんじゃないかと思う。
道しるべが無かったら迷いそうだし。


だからこそ、僕は技術が好きな人とか、技術話で一緒に盛り上がれる人とか、僕に技術的な指導をしてくれる師匠的な人とかに出会いたい。
現状で言えば、部内でEffective Javaの本で勉強会をしてても、僕が先輩に解説をすることはあっても僕に解説をしてくれる人は居ない。
本の中に出てくるJVMの挙動やJavaの仕様に関して、深い所まで一緒に盛り上がってくれる人もいない。
ほとんどが


「ぁぁ、そうなんだ」


という感じの反応で終わってしまうか、そうかもしんないけどさぁ、といった感じの反応で終わってしまう事が多い。
勉強会後に、内容をさらに掘り下げる為の質問を部内に出しても殆ど反応無し。
Effective Javaに限らず、その他の話題でもだいたい同じ感じ。
それが寂しくて部外でこういった話題で盛り上がれる人と直接話したり、仕事を一緒にさせて頂いてる会社の方々と話して盛り上がったりしてた。


ここで、反応が欲しいとか、もっと技術的な内容の話を掘り下げたい、と思うのが間違えなのか?
僕は取扱説明書が書きたいんじゃなくて、その技術について楽しく話をしたいんだ。
もちろんその技術について楽しんでくれる仲間がいるのならいくらでも取扱説明書の類は書くつもりだけど、いきなり取扱説明書かいて投げて終わり、って何かおかしくないか?
詳細な取扱説明書を書けば、それだけで良いのか?
こう思う事で 子供じゃないんだからさぁ・・・ って言われたらどうすればいいんだ?


やっぱりわからない。